長崎のべっ甲
べっ甲細工上総屋の店先 画 河原慶賀 ライデン民族博物館蔵
| 目 次 |
| べっ甲細工とは |
| 我が国に伝えられた最古の玳瑁細工 |
| 玳瑁の生息地 |
| べっ甲という名称 |
| 江戸時代のべっ甲 |
| べっ甲の輸入 |
| 長崎犯科帳とべっ甲 |
| べっ甲の種類その他 |
| 明治以後の長崎べっ甲 |
| べっ甲 きき書抄 |
| べっ甲細工の作業工程 |
越中哲也氏プロフィール
大正10年．長崎市出身。龍谷大学文学部卒．前長崎市立博物館館長．純心女子短期大学教授．長崎史談会長．日蘭学会学会理事．長崎文化財保護審議委員．長崎地方史研究家。『長崎ぶらぶら節』に出てくる長崎学の第一人者・古賀十二郎氏の孫弟子にあたる。長崎歴史文化協会理事長を務め、地元のＴＶやラジオでも広く活躍する“長崎の顔”。長崎史や長崎を中心とした美術・工芸の研究と紹介に努めるかたわら、数多くの執筆や監修をしておられる。主な出版物として「長崎の美術工芸」「長崎の西洋料理」「長崎.横浜」「写真集長崎」などがある。