この長い文章を長崎の古い女性の友人へメールで送りました。
数日後に御返事をいただきました。
貴重なものを読ませていただいて恐縮しています。
繰り返し読んだので、ご返信が遅くなりすみませんでした。
永六輔さんと川口さん、とても深いところで結ばれていらっしゃったことが良くわかりました。
永さん、川口さんともっといろんなことを話したかったんでしょうね。
病気と喧嘩しないように、 とても重い言葉ですね、
永さんからの遺言のように感じました。
病気を受け入れて、向き合って、病気を怒らせないようにして勝つ、長生きをする・・・
というような意味でしょうか?
すみません、理解力不足で変なことを言ってたらすみません。
私が何かを語るのはおこがましいのですが、私も60歳に近くなり、
最近はよく病気になったときのことや、自分のこの先のことを想像したり、
考えたりするようになりました。
私がこれから生きて行く中で、きっと思い出す言葉の一つになると思います。
そして、本当の意味がだんだんわかってくるのかもしれませんね。
永さんからの大切なお言葉を私にまで頂戴し、ありがとうございます。
今後、誰かに話すことがあれば、永さんと川口さんのお話、伝えたいと思います。
以後省略
追記
文章がとてもリアルで臨場感があるせいか、
永さんの魂を文章の中に感じることができます。
永さんは亡くなられましたが、
川口さんのホームページの中で生き続けていますね。
彼女は健康な人です。
健康な人にとって病気は治るもの
だから 病気に勝つ でよいと思います。
しかし 人が天寿をまっとうするとき
最期には 病気が治ることなく
何がしかの病気が原因で命が終わるものです。
最期は病気に負けておしまい
病気を受け入れて、向き合って、病気を怒らせないようにして
病気に負けないようにする、長生きをする・・・
ということになるのではないかと思いました。
永さんの言葉
みんなに伝えて みんなで考えて
人それぞれの答がある
と思うようになりました。
永さんとのことを記した長い文章
掲載するべきか否か随分迷いました。
そして 古い親友からのメールを読んで
皆様にお伝えしようと 決めました。
1998年4月 福岡RKBラジオのスタジオで伺いました。
「僕は旅先で聞いてきた素敵な言葉を東京のスタジオから全国に発信する
それを生業にしている 話の職人
なくてもいいけどあってもじゃまにならない
そういうそよ風のような存在でありたい」
わたくしも 微力ながら 永さんから伺った大切な言葉を
多くの人たちと無限に繋がる可能性のあるホームページの隅に記すことで
なくてもいいけどあってもじゃまにならない
読んでくださった方に そよ風のように受け取っていただければ
と思っています。
いいか たとえ何があっても 病気と喧嘩をしてはいけない
何があってもだぞ。
2019年10月15日
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